万葉恋歌
この集のテーマ「心に残る手紙」に合わせて詠みました。
今もなお 捨てられずいるあの手紙 初恋の人忘れられずに
明けぬ夜は無いよと言われ涙した あの日もらった手紙一文
さよならに込めた愛など知らずして 繰り返し読む彼の手紙を
未来倶楽部.com「今どきの万葉恋歌倶楽部」
小軌みつきさんのプログで、面白い企画を開催されてまして・・・
さっそくキャラ短歌というのに参加させていただいてきました。
御題は「ムーミン」
ムーミン谷の仲間達にでてくる人や物を詠みながら・・・ということで、こんなの。
おこりんぼ だけど何処にもいるような もちろん私の心にもミイ
実篤の「一個の人間」その詩は 自分の歩んだ我が子への意志
躓く(つまづく)という言葉の意味教えられ 恋の始まり再確認する日々
(未来倶楽部.com「今どきの万葉恋歌倶楽部」へのコーナーの投稿)
知らず名の 言の葉の端 気がつけば 机並べた友と知りし夜
かぐや姫 「神田川」にも「妹」も 思い出深きあの日あの頃
ことばにも 落ち着きみえる貴方から 届くひとこと年を重ねて
肩書きや地位や名誉じゃ得られない 信頼という熱き友情
今年の御題は「歩み」
立ち止まり振り返りつつ目指す先 歩み共にす手と手結んで
2005.1.4
友が居る ただそれだけで励まされ 生きてきたかも感謝いまでも
立秋の空に貴方を振り返る ツバメが南に帰る日みたいに
行かないで 貴方の夢に通せんぼ できたらいいけど でも・・・結ぶ口元
人生の想い出にするワンシーン 振り向かず行く後ろ姿を
あの頃は・・・ そんな日が来て懐かしむ セピアカラーの古い手紙に
二人きり 線香花火の終わるまで 未来の姿思い浮かべて
また会える? ううん明日は東京へ ごめんねきっと電話するから
息をのむ美しき人その女性 凛として立つ浴衣姿で
空高く 上がる花火を見る瞳 その目の中の遠き輝き
子供達へ
夏休み ひっそり佇む校舎前 大きくなった黄色ヒマワリ
校庭の真ん真ん中に立ってみた ステージ上の主役みたいに
プールやら水くれやらで会う友は 日に日に黒く逞しくなり
手をひろげ見せ合う手相その中の 愛のつながり覚えておいてね
頭脳線 生命線に感情線 やっぱり気になる結婚線かも
指切りね ちっちゃな小指からませて 約束した日暑い夏の日
会える日を指折り数え待つ日々に 重なる思い遠い空まで
髪型やしぐさに思う娘たち 四年の月日涙こらえて
ものがたり それからそれからせがまれて 眠気こらえてあくびおさえて
読み書きを 姉より先に覚えおり 天才ではなく要領いいだけ?
年子でもお下がり着られず高上がり せめて季節は一緒にしとけば・・・
淋しげな父の一言むすめ宛て「お風呂一緒は今日でおしまい」
今は知る 安寿厨子王ものがたり その母の日々胸に詰まされ
怒られて反省の色丸坊主 逆にほめられ苦笑する君
夢の中明日の予定か今日のこと 笑顔みせてる愛しき我が子
ママならば なんでも知ってるそうでしょう 風って何色 風って何色
この花は この虫さんは何て名?機関銃のように降る質問の雨
会えぬ日の 月日思いて悔やむ日も たった一つの笑顔で消えゆく
花を愛で 虫を愛でてる幼子の 背中に見える我が身あの頃
友の声 優しき音の響きあり
癒せ我が胸 我が心まで
yuri
バレンタインデーに寄せて
一輪の花さえ買えず迷いつつ 愛の告白してる若者
yuri
返歌
世の中に 金で買われぬ幸がある
友の情と 最愛の妻
過ごす日々 幸のみばかり多かりて
君の健康 君がほほえみ
HIRO
幸あれば 守るだけでは 情けなし
由里が情熱 受けて激しく
二人には 過去があるから 幸を
更に育てて 苔のむす迄
(2004.初春)
我を見る 瞳の奥の悲しみを 知りつつ眠る 情けなき我
幸せを 君のその手につかませて 倶に暮らさん 命尽きる迄
HIRO
返歌をTukiさんからいただきました。
ありがとうございます。
想い合う心が映す見えぬものだからわかるよ君の哀しみ
映し合う心がありて見えるもの君の喜び君の哀しみ
胸の奥愛しき子等の宿る場所 繋がっている過去も未来も
千日の歌を詠み恋綴る”それ”でも恋は恋だからこそ恋
のぶれば
のぶればさん、素敵な歌をありがとうございました。
それでも恋は恋
恋をして 言葉を選び伝えあう あの日の君を忘れぬように
「時」という流れの中で消えぬもの 人への想い 心の言の葉
2003年2月に短歌集を出すこととなりました。
今まで詠んだ歌の中から選びました。
どうぞよろしくお願いします。
愛してる そんな言葉も虚しくは 君が息づく 腕の温もり
六月の晴れた青空眩しくて 僕の笑顔は 君の瞳の中
桜散り 紫陽花過ぎて梅雨空に 君なき僕はただの旅人
HIRO
雪降りて 二人の為の 白化粧 並ぶ足跡 つけに出かける
二人して 歩むその道これからは 我が行く道は 君の行く道
いつも居る 側に居る君好きだから ちょっと意地悪 あとは後免ね
余りにも 君を激しく愛す故 過去も未来も解らなくなる
それほどに 俺のすべてが好きならば 言葉はいらない この腕の中
HIRO
ぱちぱちと 将棋を指してるその音に 豊かな時の流れを感じて
編み物の 姿を見つめる彼の目の 中に映るは我の笑顔か
こんな時 ずっと続けばいいよねと 心の中に繰り返す二人
毎日が 宝物になるように 優しき気持ち 伝えあう夜
ささやかな 二人の日々の中にある 愛いま感じ心震える
馴れ合いに ならぬように忘れずに 感謝の気持ち言葉に託して
愛されて 溢れる愛に人がいう 貴女このごろ綺麗になった
衣替え たたむ貴方の夏服に 時の香りもついているようで
るふるんと 鼻歌混じりに干す姿 みながら君は何を思うや
明日から 貴方の名字を名乗る我 独身最後の歌を詠む也
いくつかの 哀しみ辛さ乗り越えて 初めてわかる恋の重さか
別れ行く我が子の姿 目の奥に消えぬ寂しさいつか去るらむ
嬉しさと不安の中の1日は 幕が上がりし舞台とぞ思う
昔から 恋の歌には人知れぬ 制約があり燃える気持ちか
辛さとか 哀しみ多き恋心 美しくもあり 切なくもあり
いつまでも 歌を忘れぬ恋をして 過ごしてみたい私の人生
狂おしく 三十一文字に託す恋 今結ばれて短歌を忘るる
腕を組み そっと寄り添い甘え顔 だ〜れも知らない街にきたから
都会とは 大胆不敵をさせる街 電車のホームでそっと口づけ
懐かしい 井の頭線池の上 あの頃の日々19の私
風をうけ 水上バスから観る都会 静かな贅沢あなたのとなりで
雑踏の中の孤独も好きだった あの日の私懐かしき恋